『崩壊学』

崩壊学: 人類が直面している脅威の実態』を読む。

エネルギー問題、異常気象、金融危機絶滅危惧種、様々な問題について書かれた警告の書。コロナ禍前の著作だが、疫病についても書かれている。 問題があることはわかっているけど緊急の課題ではないだろうと曖昧にしてきている問題がすぐそこまで来ていることを知らされて、かなり絶望的な気持ちになる。 10章の真実を語ると人は信じず、拒否する姿は昨今の新型コロナにも見られる。新型コロナにすら対応できていないことを思うと、コロナ禍を切り抜けても人類は「崩壊」を免れないだろうと思ってしまった。