非生産的な人

 アメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズは、人類を「肯定的な人」と「否定的な人」に二分できるといいます。UCLA(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校)教授ケネス・アチティーは、「生産的な人」と「非生産的な人」に分けられるといい、前者は「行動をとることのできる人」であり、後者は「行動をとるといっては、どうしてこれまでとれなかったかを弁解する」だそうです。(Kenneth Atchity: A Writer's Time, W.W. Norton & Company, Inc., New York and London, 1986)

『ニューヨークの24時間』(千葉敦子 文春文庫)p.11