グリーンアイド・モンスター

<グリーンアイド・モンスター>
ゴーストけい
 ねたみのかいぶつ。
 生をねたむ死者のへんじたもの。
 一人でいるとあらわれ、いろいろなほうほうで生きている人間の心にどくをふきこみ、死者のなかまにしようとする。

 心のどくを消すほうほうはない。

ボトルネック』(米澤穂信 新潮社 p.160)

 鈴木さえ子の『"THE LAW OF THE GREEN"』に「The green-eyed monster」という曲があるが、これまでずっと、緑の眼の怪物は鈴木さえ子のオリジナルなのだと思っていた。